弊社も車両製作の一部をお手伝いさせてもらっております、SUBARU TEAM ARAIですが、2005PCWRC(プロダクションカー ワールドラリー チャンピオンシップ)ラウンド4、Rally of Turkey(トルコ)において、新井敏弘選手が奇跡の大逆転勝利を飾ったようです。
全般に渡りリードを保っていた新井だったが、SS7とSS8の間のリエゾンで、パワーステアリングのトラブルが発覚。このトラブルの影響はステージをスタートすると顕著に表れ始め、ツイスティなステージをパワーステアリングが全く効かない状態で走行しなくてはならなくなった。マシンを操る両腕の負担は激しく、これで新井はPCWRC首位から陥落。トップから約1分50秒遅れてのPCWRC5位でレグ1を終了した。
上記は新井敏弘オフィシャルサイトのレポートからの引用ですが、この時点で勝利はほぼ絶望、無事完走を目指し、ポイントを獲得することが目的になると思っていました。
しかし、続くLeg2、Leg3で驚異的な走りを魅せ、首位に14.7秒差に迫った最終ステージにおいて、わずか1.6秒差で勝利という大逆転劇を演じた。(らしい)
う~ん、すごい。チーム内は大変な盛り上がりだったでしょうね~。