けん引フック
95気まぐれ日記2005/10/28
お客様のカーディーラーさんや自動車修理会社さんなどから、自社工場に預かりきれないから、
お客様のクルマを弊社工場で預かって作業して欲しいというご要請などあるのですが、その時は大体、積載車でお預かりに伺います。
その際、最近の各メーカーの新車には、デザイン性の問題なのか、牽引フックが見当たらず、
車両を積載車に固定する手段に苦慮することがあります。
以前、牽引フックが見当たらないため、『まぁいいか、ゆっくり急ハンドルきらないように運転していけば…。』とよく考えずに車載し、
そういう時に限って急ブレーキをかけることになってしまい、積んでいたお客様の車両に傷をつけてしまったということがありました。
それからというもの、車載の際には車両の固定に充分に気を付けてお預かりしているのですが、
最近の新車や輸入車に見かける牽引フックがない車両には悩んでしまいます。
先日お預かりしたメーカーの最近のラインナップには、なんと、ほぼ全車、バンパーの裏など、『むき出しの牽引フックはありません。』とのこと。
引き取りに伺った弊社スタッフが悩んでいたところ、『むき出しにはなっていませんけど、隠してあります。(笑)』だそうで。
それが↑の写真です。
この車種は、バンパーに牽引フックが取り付けられる穴がプラスチックのフタをされて隠されていて、クルマに附属されている工具類の中に、
牽引フックが入っているということらしいのです。
その話しを聞いて、デザイン性にはとても感心してしまったのですが、でも、パニックになっているであろう、イザという時には、
牽引フックの在り処は忘れちゃっているだろうなと、ちょっと複雑です。
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