弊社のこのホームページ兼ブログについて、いつもお世話になっている会社、有限会社ライフコーポレーションの田村社長ご自身のブログの今日のエントリーに、『経営指針』
について書かれていました。
弊社も田村社長同様、会社の壁に誇らしく飾れるような経営指針や社訓などは持ち合わせておりません。
ただ思うことは、売れれば良い、売上げを上げればそれがエライ、利益を上げることが全て・・・、とは考えたくないと思っています。
利益追求が企業の目的ではあることは確かですし、社内でもそういった話しをすることはよくあります。
しかし、矛盾するようですが、それだけでは商売として成り立たないとも思います。
以前、このブログでも書きましたが、『自動車ガラス交換』という、弊社のメイン事業においては、弊社とお客様との出会いは、往々にして、
『不幸』なスタートが多いです。
・ 事故に遭ってガラスがワレた。
・ 高速道路を走っていたら、前から石が飛んできて、ガラスがワレた。
・ 車上荒らしに遭って、ガラスを割られた。
・ 子供のイタズラでガラスを割られた、傷をつけられた。
・・・。
弊社にご来店いただくとき、非常に残念そうにされるお客様が多いです。
その、ショックな時に弊社はお客様と出会い、サービスを提供させてもらい、対価を得ているわけです。
そんなお客様を前にして、『売れれば何でも良いんだ。』という考えは、おきません。
安心できるモノを、しっかりとした施工技術で、確実に作業し、お客様にお返しすること。
それが最低限のルールではないかと思います。
自動車ガラスは、ドライバーの目の前にある、安全装置です。
なにかがあったら、大事故に繋がりかねません。
想像してみて下さい。
高速道路で、事故や急ブレーキが原因で、自動車ガラスが外れてしまい、クルマ数台が巻き込まれる事故になった。または、
ドライバーがシートベルトをしていなくて、ガラスと一緒にドライバーまで車外に放り出されてしまい、2次災害に遭った・・・。
あってはならないことですが、そんなことまで想像しなければいけないわけです。
正直な商売をし、『自動車ガラス交換』というメニューで弊社と出会ってしまったお客様に対し、”あー、ここで良かった”
と思ってくださるようなサービスを提供し、お互いが笑顔でお話しできるような商売。
そして、お客様から頂いた対価のいくばくかを、アンラッキーな出会いが笑顔に変わったことに対しての感謝の気持ちとして、
社会に還元できたら、それが何かのお役に立てたら、幸いです。
そのひとつのカタチが、ザスパ草津への応援の気持ちなのかもしれません。
提供したものが、どういったカタチで使われるかは、また別の話しですが・・・。